5月13日は何の日?
5月13日には何があるのか?
こんにちは。今日は初めてZoomで大学の授業を受けました。常に顔が見えているので初めは緊張しました。ですが段々と違和感は減ってきて、予想よりも楽しく受講でき、時代が変わってきたことを実感しました。
さて、5月13日には何がある(あった)のでしょうか。
1. メイストームデイ
5月の嵐の日、別れ話を切り出すのに最適な日…だそう。その起源は不明であり、一見海外由来に見えますが、日本起源の日であることはわかっているようです。
(バレンタインデーから)八十八夜の別れ霜にちなんでいるようで、全然うれしい日ではないですね…。
14日は恋人に関する記念日が多いですね。2月14日のバレンタインデー、3月14日のホワイトデーなど。6月12日には恋人の日が待っているので、ここまでは頑張りたいところです。
2. 1888年 ブラジルで奴隷を解放する 黄金法 が議会を通過
ブラジルはポルトガルの植民地として15世紀末から19世紀まで支配され、プランテーション農業で栄えました。
17世紀末からは金・ダイヤモンドの採掘がはじまり、枯渇してからはコーヒー栽培で利益を上げました。
これらの産業はアフリカからの黒人奴隷によって支えられていました。
1822年にはポルトガルからの独立を成し遂げましたが、奴隷制度は奴隷制度は残ったままになっていました。
しかし次第にヨーロッパで奴隷貿易や黒人奴隷制に反対する動きが高まってきたこと、アメリカで1865年に奴隷解放宣言が出されたことにより1888年、ブラジルでも世界で一番遅く奴隷制度の廃止が決定しました。(1*)
3. 1976年カンボジアでポル・ポトが首相に就任
1976年から1979年の3年間にわたってカンボジアを支配しカンボジア大虐殺を行ったポル・ポトがカンボジアのトップとなった日です。
ポル・ポトの指導する民主カンプチアは農業を基盤とした閉鎖的な共産主義社会の建設を強行し反対する人々を多数処刑し、カンボジア大虐殺の悲劇を生みました。
この大虐殺によってカンボジアの人工は推定3分の1にまで減少したとされています。
反対派との内戦は長く続き、98年にポル・ポトが死亡し、ポル・ポト派が壊滅するまで続きました。(2*)
今日はこんな感じですかね~。あまりいいことづくめの日ではありませんが、歴史を日付で振り返ってみるのは感慨深いものがありますね。普段は考えないようなことを考えるきっかけを与えてくれます。
今回はここまで!最後までありがとうございました!
(1*)https://www.y-history.net/appendix/wh0901-052.html
(2*)山川出版社 改訂版 詳説世界史B