5月17日は何の日?
こんにちは。
今日は暑い!家でトレーニングしてても、汗だらだらです。
しかし汗を沢山かくと、罪悪感なく塩辛いものが食べれるのでそこはうれしいですね。
さて、
5月17日には何がある(あった)のか?
1. 日本初の小腸の生体移植手術
他の臓器に関してはもう少し早くから移植手術は行われていました。
日本では小腸移植手術が始まってからまだ25年ほど経っていて、ほかの臓器よりも少し遅いようです。(心臓は1968年 肝臓は1964年)(1*)
ちなみに脳の移植が日本で初めて行われたのは1999年のようです。
臓器移植の際には細菌やウイルスの混入、免疫拒絶反応をいかに抑えるかが重要であり、当時は2つのうちのどちらも完璧とは言えない状態でのスタートであったので、移植後に感染症を起こすケースも少なくありませんでした。
そのような中で倫理的側面、安全性に関しての議論は長く続き、1997年10月にようやく「臓器の移植に関する法律」(臓器移植法)が施行されました。
現在少しづつではありますが、救える命が増えてきており、それはこのような先人たちの戦いの歴史があったからこそなんでしょうね。
2. WHOが、同性愛を「国際障害疾病分類」から削除することを決議(1990)
現在ではセクシュアリティに関しては同性愛だけではなく、性的少数者一般を表すLGBTという言葉も浸透が進み、理解されるようになってきていますが、このころはまだそうではなかったようですね。
実際、その後も性同一性障害に関しては2018年6月18日の決定まではWHOによって精神疾患に分類されていました。
日本の場合、江戸時代までは同性愛はそれほど特異なものではなく、抑圧の対象ではなかったと以前聞いたことがあります。
古文でよく出てくる、仏教の修行僧がお寺に男児をおいているというのはそういうことらしいです。
おそらく明治時代から?なぜ抑圧的になっていったのか気になります。
ジェンダー関連は勉強不足なので一度じっくり向き合ってみたいと思います。
3. 生命・きずなの日
日本ドナー家族クラブが2002年に制定しました。
この団体は臓器提供をした、つまりドナーの家族によって運営されている団体のようです。
ホームページのリンクがなぜか飛行機のホームページにつながってしまっていて、見れないのですが、
新緑、生命のもえたつ季節、五月にド(10)ナ(7)-をかけて5月17日を選んだようです。
5月17日は生命や倫理に思いを巡らせられるような日が多かったですね。
それでは今回はここまで!最後までありがとうございました!
(1*)
https://www.cse.dendai.ac.jp/i/wakamats/braindeath_doc/Report_A/06-4.pdf