JaMの自習帖

最近課題が激増したので、しばらく字数少なめでいかせていたたきます

5月14日は何の日?

5月14日には何がある(あった)のか?

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こんにちは。5月ももう半分過ぎようとしていますね。毎日家で過ごしていると時の流れが遅く感じますが、振り返ってみるとあっという間です。

5月14日にも歴史的な出来事や記念日がいろいろあるそうです。

 

1. 大久保利通 暗殺(1878年

大久保利通明治11年5月14日に現在の東京都千代田区で新時代の動乱の中、新政府への不満を持つ者たちによって暗殺された。この暗殺事件は紀尾井坂の変と呼ばれるようになる。

前年の明治10年には討幕の盟友であった西郷隆盛西南戦争で戦死しており、明治6年の政変に始まる藩閥政府への不平士族の反乱も高まっていた。(1*)

暗殺された大久保の懐からは”巡行訓示案”が出てきたといい、巡行は天皇が各地の風土人情、民間之疾苦等」を知り、「天職」を尽くすこと、という旨の記載がある。(2*)

人民の困窮を最小限にしようという方針を示していた中での暗殺だったようだ。

 

2. 1983年カール・ルイスが陸上100m走で9秒97を記録

平地での電動計時で初めて10秒の壁を破った。

現在では陸上競技の100メートル走で9秒代をたたき出すことはファイナル進出のための条件のようになっているが、約40年前は10秒の壁といわれ、9秒台のタイムで100メートルを走り切るのは困難とされていた。

2017年に桐生選手が日本人選手初の9秒台である9.98秒を記録し、2019年にはサニ・ブラウン選手も壁を破って9.97秒を記録するなど、世界中のレベルが30年ほどで上昇している。

10年後、20年後の世界記録はどうなっているのだろうか。現在では8秒台なんて不可能だと思われているが、遠い将来にはさらにトレーニングが改良されて実現しているかもわからない。とても楽しみだ。

 

3. 種痘記念日

1796年イギリスの外科医、ジェンナーが初めて種痘の接種に成功した日です。

当時恐ろしい病気として世界中で猛威を振るっていた天然痘は感染すると発症すれば高熱と全身の発疹に見舞われ、治癒しても発疹の跡が残ってしまっていた。

天然痘に関して、牛痘というウイルス性の病気にかかった人間は天然痘に完成しないことが知られていた。そこでジェンナーは牛痘に感染した女性の手の膿を採取し、近所の男の子に接種したところ、その後天然痘を接種してもは感染しなかったのでいろいろな人に種痘を接種して回ったという。

牛痘に対する抗体が天然痘ウイルスに対しても獲得免疫として有効だったということだろう。コロナウイルスに関しても現在アビガンやレムデシビルなどの高インフルエンザウイルス剤、エボラウイルスに対する治療薬が注目されている。

学科でのウイルス学の講義は閉講してしまったのでウイルスの素養は浅いが、もともとは別の病気に使われる薬がなぜほかの病気に対しても有効なのかといえば、おそらくウイルスに共通した性質(2本鎖DNA、1本鎖のRNAウイルスなど)を阻害する作用を持っているか、偶然ウイルスの活性を抑制するような構造特異性を持っている、ということなのだろうか。

 

 

今日は種痘記念日が印象的でした。コロナウイルスにも早くワクチン、特効薬が見つかることを祈っています。

 

今日はここまで!最後までありがとうございました!

(1*)山川出版社 改訂版 小説日本史B

(2*)

https://trc-adeac.trc.co.jp/WJ11E0/WJJS06U/2000515100/2000515100100020/ht012050/